「13のエロチカ」が素晴らしかった。坂東眞沙子さん、死去
「山姥」で直木賞を受賞した坂東眞沙子さんが、亡くなったとのこと。
ヤフーニュースで、今、知ったが、ショックである。
この作家の作品は、他にも読んでいると思うが、私の中では「13のエロチカ」が一番だった。
巷に出回っている官能作家が書いた官能小説より、よっぽどエロチックな作品群だった。
海外で暮らしていたことも知っていたし、発信する言葉に異を唱えたくなることもあったが、才能は文句なしの人だったと思う。
55歳。
まだまだ、素晴らしい作品を残したに違いない。本当に残念である。
舌がんが肺に転移してのものだったそうである。
心よりご冥福をお祈りいたします。