新潮社、R-18文学賞は、親切な文学賞だ(作家志望の方への情報、その4)
新潮社のR-18文学賞、(女性限定なので、男性の私とは関係ないですが)知り合いが応募しているということだったのでホームページを見ましたら、1次通過者の作品名と氏名が掲載されていました。(知り合いの氏名が掲載されていたかどうかはヒミツということで。)
この文学賞、ネットでのみ応募可能なのですが、親切な文学賞でもあるな、と思いました。
何故なら、1次予選通過については名前だけですが、2次予選通過者については女性編集者のひとことコメントが記され、最終選考に残った作品は、(ホームページにだと思いますが)掲載されるというのです。
私が特に驚いたのは、2次予選の作品について、女性編集者がひとことコメントをつけるということです。
なんとなく、この文学賞の狙いいうか肝みたいなものが見えてくる気がするのですが、大手の出版社の新人の文学賞でここまでするところを私は知りません。
最終選考の本文掲載もいいですね。
第11回の最終選考に残った当時16歳だった雛倉さりえさん、が書いた「ジェリー・フィッシュ」は今年映画化されています。
じゃあ、私も応募しようか、と考える方もいるかも知れませんが、私が思うにある意味かなりハードルが高い文学賞だと考えます。